2012-06-25(Mon)
お母様からの質問
口を開けて子供が寝ているのだけど、大丈夫?②
前回の続きです。
前にもお話しましたが、夜間の呼吸で一番重要な事はいびきや無呼吸があるかないかです。
無呼吸がある場合は特に注意が必要です。
日中眠い、常にだるい、集中力の低下など、無呼吸と同時に症状がある場合はすぐに検査を受ける事をお勧めします。
お子さんでは無呼吸があれば当然すぐに受診していただきたいですが、無呼吸がなくてもいびきや口呼吸がある場合、特に気をつけたいのは低呼吸と呼ばれる状態です。(息を吸うときに胸の真ん中あたりが異様に陥没していないかが目安となります。)低呼吸がある場合は無呼吸同様にすぐに検査を受ける事をおすすめします。
これらを睡眠時無呼吸症候群と言いますが、耳鼻科的な原因だけでなく、肥満や加齢、全身疾患なども主な原因となりますので内科、小児科との連携も大切になってきます。
睡眠障害から体に及ぼす影響は大きく、日中の過度の眠気や疲労感、イライラから性格の変化や集中力の低下などにより、事故を起こしたり、家庭や仕事がうまくいかなくなる事につながっていきます。
お子様も同様に多動や攻撃的行動、集中力がなくなる事による勉強のおくれや、成長発達障害につながっていきますので、前にお話しした症状がある場合は、睡眠・いびきは病気じゃないとそのままにするのではなく、きちんと受診される事をおすすめします。
[名古屋市名東区 一社 まえはら耳鼻咽喉科]
前回の続きです。
前にもお話しましたが、夜間の呼吸で一番重要な事はいびきや無呼吸があるかないかです。
無呼吸がある場合は特に注意が必要です。
日中眠い、常にだるい、集中力の低下など、無呼吸と同時に症状がある場合はすぐに検査を受ける事をお勧めします。
お子さんでは無呼吸があれば当然すぐに受診していただきたいですが、無呼吸がなくてもいびきや口呼吸がある場合、特に気をつけたいのは低呼吸と呼ばれる状態です。(息を吸うときに胸の真ん中あたりが異様に陥没していないかが目安となります。)低呼吸がある場合は無呼吸同様にすぐに検査を受ける事をおすすめします。
これらを睡眠時無呼吸症候群と言いますが、耳鼻科的な原因だけでなく、肥満や加齢、全身疾患なども主な原因となりますので内科、小児科との連携も大切になってきます。
睡眠障害から体に及ぼす影響は大きく、日中の過度の眠気や疲労感、イライラから性格の変化や集中力の低下などにより、事故を起こしたり、家庭や仕事がうまくいかなくなる事につながっていきます。
お子様も同様に多動や攻撃的行動、集中力がなくなる事による勉強のおくれや、成長発達障害につながっていきますので、前にお話しした症状がある場合は、睡眠・いびきは病気じゃないとそのままにするのではなく、きちんと受診される事をおすすめします。
[名古屋市名東区 一社 まえはら耳鼻咽喉科]