2012-05-11(Fri)
中耳炎(その1)
中耳炎について
中耳とは鼓膜の奥にあるスペースのことで、鼻と中耳は耳管という管でつながっています。
中耳炎は風邪、鼻炎、副鼻腔炎(蓄膿症)があって鼻の環境が悪い場合や、アデノイド(鼻の奥にある扁桃腺の仲間)が大きい場合などに発症しやすいと言われています。
乳幼児・小児に特に多く、多い理由としては小児の耳の構造にあり、生後3歳までに80%近くの乳幼児が少なくとも1度は中耳炎にかかると欧米では報告されていますので、注意が必要です。
お子様の繰り返す発熱の場合、気付かずに急性中耳炎になっている場合がよくあります。
風邪だと思って薬を飲んでいて、抗生剤を飲むとしばらくいいけれども、また熱がでてくるという場合には中耳炎がないか耳鼻科を受診する事も必要です。
また最近では抗生剤が効かない多剤耐性菌による中耳炎が増えてきており、中耳炎治療が難しくなっています。どの抗生物質があうかをうまく選択して使用するだけでなく、鼻吸引や吸入により、鼻の環境を良くしていく事が大切です。
自宅でできる鼻の環境を良くするポイントや指導なども当院ではパンフレットを使用し、しっかり指導説明していきます。
中耳炎の中でも多い急性中耳炎、滲出性中耳炎については後日アップします。
[名古屋市名東区 一社 まえはら耳鼻咽喉科]
中耳とは鼓膜の奥にあるスペースのことで、鼻と中耳は耳管という管でつながっています。
中耳炎は風邪、鼻炎、副鼻腔炎(蓄膿症)があって鼻の環境が悪い場合や、アデノイド(鼻の奥にある扁桃腺の仲間)が大きい場合などに発症しやすいと言われています。
乳幼児・小児に特に多く、多い理由としては小児の耳の構造にあり、生後3歳までに80%近くの乳幼児が少なくとも1度は中耳炎にかかると欧米では報告されていますので、注意が必要です。
お子様の繰り返す発熱の場合、気付かずに急性中耳炎になっている場合がよくあります。
風邪だと思って薬を飲んでいて、抗生剤を飲むとしばらくいいけれども、また熱がでてくるという場合には中耳炎がないか耳鼻科を受診する事も必要です。
また最近では抗生剤が効かない多剤耐性菌による中耳炎が増えてきており、中耳炎治療が難しくなっています。どの抗生物質があうかをうまく選択して使用するだけでなく、鼻吸引や吸入により、鼻の環境を良くしていく事が大切です。
自宅でできる鼻の環境を良くするポイントや指導なども当院ではパンフレットを使用し、しっかり指導説明していきます。
中耳炎の中でも多い急性中耳炎、滲出性中耳炎については後日アップします。
[名古屋市名東区 一社 まえはら耳鼻咽喉科]