2012-04-23(Mon)
耳鼻科処置について(その2)
耳鼻科処置について(子どもの耳あかどうしたらいいの?)
耳鼻科では耳あかの除去も行います。
以前、某テレビ局主催のお子さん医療相談コーナーを担当したことがありますが、そこでの質問で意外と多かったのが、お子さんの耳あかをどうすればよいか?というものでした。
耳あかにはもともと細菌感染などから外耳道(耳の中)の皮膚を守る働きがあります。
そのため必ずしも耳あかをすべて取り除く必要はありません。
また外耳道には自浄作用がありほとんどの人では耳あかは自然に外に出ていきます。
そして詰まっていない限り聴こえにはほとんど影響しません。
さらにお子さんの場合、耳の中(外耳道)が狭く奥まで見づらい形態をしています。
以上の理由から御自宅ではあまり耳掃除はなさらないほうが良いと考えます。
ただし耳垢のタイプによっては詰まりやすい方もみえるため、気になる場合は耳垢の除去目的だけでも受診していただきたいと思います。
[名古屋市名東区 一社 耳鼻咽喉科]
耳鼻科では耳あかの除去も行います。
以前、某テレビ局主催のお子さん医療相談コーナーを担当したことがありますが、そこでの質問で意外と多かったのが、お子さんの耳あかをどうすればよいか?というものでした。
耳あかにはもともと細菌感染などから外耳道(耳の中)の皮膚を守る働きがあります。
そのため必ずしも耳あかをすべて取り除く必要はありません。
また外耳道には自浄作用がありほとんどの人では耳あかは自然に外に出ていきます。
そして詰まっていない限り聴こえにはほとんど影響しません。
さらにお子さんの場合、耳の中(外耳道)が狭く奥まで見づらい形態をしています。
以上の理由から御自宅ではあまり耳掃除はなさらないほうが良いと考えます。
ただし耳垢のタイプによっては詰まりやすい方もみえるため、気になる場合は耳垢の除去目的だけでも受診していただきたいと思います。
[名古屋市名東区 一社 耳鼻咽喉科]